社畜こそ沖縄-5.故郷感

今までは一般的な沖縄の観光スポット、代表的な景観、食べ物についてご紹介してきました。
所々で感じる沖縄県民の人の温かさ、自然を感じていると地元でもないのに勝手に故郷感を感じてしまいます。
それぞれの故郷の感覚は違いますが、その正体について個人的に分析していきたいと思います。

おじいちゃんおばあちゃんの存在


沖縄県といえばで長寿で有名です。
観光地から少し離れた住宅地や商業施設に行くとおじいちゃん、おばあちゃんの存在を感じます。
平日、夕暮れ時、公園でぼーっとしていると門限が近くなって孫を迎えにくるおばあちゃん。
そんなこともあって故郷感を感じたりします。

温かな土地や人柄もあいまって日本の中で高いような印象を感じますが、実際の所日本の中でそんなに高いわけではありません。(平均寿命のNo.1は滋賀県)

また、沖縄県の人口は約150万人で高齢者(65歳以上)が30万人で全体の20%を占めていますが、こちらも日本の中でそんなに高いわけはないですが、何となくおじいちゃんおばあちゃんの存在を身近に感じます。

地元で大切にされているお店の多さ

引用元:https://union-okinawa.com/

観光スポットの顔を見せながら、地元の方にも愛されているお店スーパー(サンエー、ユニオン、かねひで)がしっかり地元に根付いていることを感じます。観光地中心だから地元のお店は控えておこう等という気持ちを全く感じさせない。本土との距離もありチェーン店が特別多いわけでなく独自のお店が多い。

ちなみにスーパーユニオンさんは、台風の強い沖縄においても24時間オープンを貫いている素敵なお店なんですが、2020年9月の台風9号に一時閉店したことにより危険な台風とそうじゃない台風のバロメーターになっている。どんだけ地域貢献しているのかってくらい素敵な存在。

「あのユニオンが全店舗閉めた!この台風危ない」沖縄でスーパーの一時閉店が話題に


やっぱり自然のパワー

これは影響力かなり大きいと思うのですが、沖縄が持つ自然のパワーも大きな影響を与えていると感じております。
那覇空港に到着した瞬間から感じる、太陽の温かさ、空の大きさ、海の綺麗さ、風の気持ちよさは確実に人類が遺伝子レベルで持っている何かを刺激していると思います。(熱くなってすみません。)

夜の散歩も風が気持ち良く、穏やかな気持ちになれますし考えるよりも心と体が五感を通して沖縄を故郷認定しているのでは。そう感じています。(熱くなってすみません。)


沖縄に感じる故郷感の正体とは

いかがでしたでしょうか。
人気観光地でありながら、素朴さと飾らない雰囲気の中についつい距離感の近さ、地元感を感じるのではないかと想像しています。

日常から離れた観光地は楽しい。食事も美味しい。だけど現実とギャップがありすぎるとおもてなしという魔法にかけられているだけの自分に気づいてしまう瞬間もあります。

過ごし方次第ですが、肩の力を抜いて訪れる第二の故郷として気軽に訪れてくれる人が増えると嬉しいです。